仏 PSA プジョー シトロエン、中国東風汽車からの出資が完了

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東風シトロエンのC-XR コンセプト
東風シトロエンのC-XR コンセプト 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSA(プジョー シトロエン)は4月29日、中国の東風汽車(DFG)とフランス政府がPSAの増資分の株式を引き受けることにより、東風汽車からの出資が完了したと発表した。

PSAは2013年12月、米国の自動車最大手、GMとの資本提携を解消。その後、新たなパートナーとの提携を模索してきた。そして2014年2月、PSAは東風汽車との資本提携を発表する。

東風汽車は、中国の自動車メーカー第2位。東風汽車はPSAをはじめ、日産自動車やホンダと合弁会社を設立。各ブランドの中国向け車両を、現地生産している。東風汽車は、同じくフランスの自動車大手、ルノーとも、合弁会社を設立したばかり。

PSAの計画によると、東風汽車とフランス政府が、30億ユーロ(約4250億円)の増資の一部を引き受ける形を取り、東風汽車がPSAに資本参加。東風汽車のPSAへの出資比率は、フランス政府と同じ14%になる。

今回、PSAは、東風汽車(DFG)とフランス政府がPSAの増資分の株式を引き受けることで、東風汽車からの出資が完了したと発表。東風汽車とフランス政府の出資額は、合計で10億ユーロ(1415億円)と公表されている。

《森脇稔》

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