Mercedes meで「ブランドの世界観に触れる」

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Garrett cafe meets DOWNATAIRS
Garrett cafe meets DOWNATAIRS 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本が、東京ミッドタウンに5月1日より期間限定でオープンする“Mercedes me(メルセデス ミー)”は、より気軽にメルセデスの世界に触れてもらいたいという思いで開設された。

「メルセデスベンツコネクション大阪は、グランフロント大阪の中に出展している。ここでは、買い物に来た人や、他の用事で来た人が、たまたまショップを見つけて来店する人が多い(昨年110万人)。そこで、東京ミッドタウンでも同じ効果を狙い、メルセデスの世界に触れてもらえる機会が増えたらという思いで、この店舗を作った」とは、メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部製品広報課の澤井裕規さんの弁。

Mercedes meは、メルセデスベンツコネクション東京のほぼ斜め前に出店する。その住み分けについて澤井さんは、「コネクションよりもクルマの色を無くした店舗。“メルセデスベンツ”というブランドの世界感に触れてもらえる店舗になるだろう」と話す。

例えば、国内初披露となる“Mercedes-Benz Style”の家具や、老舗ポップコーンブランドのギャレットポップコーンショップスと、DOWNSTAIRS COFFEがコラボしたGarrett cafe meets DOWNATAIRSなどを通して、「メルセデスの新しい面、クルマではなくメルセデスベンツが作りだす世界を見てほしい」という。

「メルセデスベンツの購入を検討している方は、ディーラーなどに行き、クルマに触れてもらうことも可能だが、そうではない方にとっては、どちらかというと、敷居が高いイメージでなかなか触れてもらえない。その敷居、壁を取り除くのがメルセデスコネクションの役割だ」と澤井さん。そこでは、展示車に触れ、試乗も可能で、いわばセールスのいない店舗。「単に見に行って、展示車の周りでコーヒーを飲みながらゆっくり過ごしてもらうことが可能だ」と述べる。

そして、Mercedes meは、「ミッドタウンに来た人が、たまたま買い物のついでなどでふらっと立ち寄って、メルセデスにはこんな面があるのかと、そこを知ってもらうきっかけになる店舗だ。どちらかというと、これまで全くメルセデスとは接点がない人を想定している」と説明。

澤井さんは、「Mercedes meをきっかけにコネクションに行ってもらえるととても嬉しいし、コネクションからMercedes meに来て、メルセデスの新しい面を発見してもらうなど、相互のシナジー効果も狙っている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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