日産 スカイライン、2.0リットル直列4気筒ターボ追加へ…R32以来の直4採用

自動車 ニューモデル 新型車
日産 新型 スカイライン
日産 新型 スカイライン 全 3 枚 拡大写真

日産自動車を代表するスポーツセダン、新型『スカイライン』。3.5リットルV型6気筒ハイブリッドだけの同車に間もなく、2.0リットルエンジン搭載車が追加される。

これは4月中旬、日産自動車が開催した「2014年度国内販売の取組」説明会において、同社の西川廣人 副社長が明らかにしたもの。「新型の2.0リットルガソリンエンジンを搭載したスカイラインを、5月に発表する予定」と公表している。

この新型エンジンについて、西川副社長は、「ダイムラーとのパートナーシップの中から、最初の果実となる」と説明。この発言から、2013年11月、広州モーターショー13で初公開されたインフィニティ『Q50』(日本名:新型日産スカイライン)の4気筒ガソリンエンジン仕様を指しているのは確実。

新型の2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、1991ccの排気量を備えた直噴ターボユニット。最大出力は214ps/5500rpm、最大トルクは32.6kgm/1250-3500rpmを発生する。このエンジンは、ダイムラー傘下のメルセデスベンツが、デトロイトモーターショー14で発表した新型『Cクラスセダン』にも搭載される。

現在、新型スカイラインのパワートレインは、3.5リットルV6ハイブリッドのみ。日産は2.0リットルガソリンエンジン搭載車を追加し、顧客層を拡大する戦略だ。スカイラインに直列4気筒エンジンが搭載されるのはR32型(1989-93)以来21年ぶり。また2リットルの直4ターボはDR30型(「2000ターボRS」)以来31年ぶりとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る