4月のトヨタ米国販売、13.3%増の20万台…2か月連続で増加

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・カムリ米国仕様
トヨタ・カムリ米国仕様 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は5月1日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は19万9660台。前年同月比は13.3%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、3万8009台。前年同月比は19.9%増と、2か月連続のプラス。2013年に新型を投入した『カローラ』は、19.7%増の2万9061台と、2か月ぶりに回復した。一方、『プリウス』は、9.4%減の1万8011台と、落ち込みが続く。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が前年同月比1.6%増の1万8834台と、4月の新記録。中型SUVの『ハイランダー』も、新型投入により27.7%増の1万2507台と、大きく伸びた。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も、23.5%増の1万0217台と引き続き好調。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比15.3%増の8130台と、2か月連続で増加。『IS』は、110.4%増の3780台と、大幅増を維持する。『GS』は1500台を売り上げ、前年同月比は21.4%増。大幅改良を受けたばかりの『CT』は、10%減の1054台と後退した。

トヨタ自動車の2014年1-4月米国新車販売は、前年同期比2.1%増の72万0657台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「3月から4月への販売の伸びは、2007年秋以来のペース。トヨタブランドでは、とくにトラック系が好調」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る