自動車ニュース「レスポンス」と燃費管理サービス「e燃費」は5日、筑波サーキットで5日開催された「コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」に出展。“先進のIT技術と未来のパワートレーン”をテーマに注目のEV2台を展示した。
サーキット外周に設置されたブースには日産『リーフ』のレース仕様「リーフ NISMO RC」と、テスラ『モデルS』、2台の最先端EVを展示。さらに、同サーキットのオーバルコースを貸切り、モデルSの体験試乗会を開催した。いずれもなかなか目にする機会がない車両とあり注目度は抜群だ。
リーフ NISMO RCは、EVリーフのレーシング仕様だがパワートレーンを除くほぼ全てが新規開発。市販版からひとまわり拡大した全長、全幅と30cm以上低められた全高の迫力あるスタイルに、驚きの目が向けられた。
テスラモデルSは、未だ日本には数台しか導入されていないにもかかわらず、「これが噂のテスラですか?」「おお!テスラだ」といった声が多く聞かれ、サーキットに集まったクルマ好きへの認知度は非常に高い印象だ。エンジンのないトランクや、センターコンソールに備わる17インチの大画面モニタなど、既成概念を覆すコンセプトが関心を呼び、説明を求める来場者が後を断たなかった。
モデルSの体験試乗会では、多彩な装備のレクチャーや、4.4秒で100km/hに到達するスーパーカー並みの加速、スラローム走行での安定性など、約20分のメニューを楽しんだ。テスラが「皆さん、モデルSに試乗すると笑顔になるんです」と説明する通り、試乗体験者は皆“テスラスマイル”を見せながら試乗後も質問を投げかけた。
また、ブースでは燃費投稿サービスe燃費が3月に発表した年間実燃費ランキングのパネル展示も公開。実車はないにもかかわらず、若者から主婦まで、幅広い層の注目を集めていた。
ブース担当者は、「サーキットへの出展は初だが、多くの方に来場して頂き有り難い。今後もe燃費、レスポンスならではの切り口で、自動車の価値や楽しさを老若男女に広めて行きたい。イベントにも積極的に参加して行ければ」と抱負を語る。