飲酒運転中にバイクをひき逃げ、逮捕の男は容疑否認

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3日午前5時30分ごろ、千葉県千葉市若葉区内の京葉道路下り線を走行中のバイクに対し、後ろから進行してきたワゴン車が追突する事故が起きた。バイクの運転者が死亡。クルマは逃走したが、警察は後に31歳の男をひき逃げや飲酒運転の容疑で逮捕している。

千葉県警・高速隊によると、現場は千葉市若葉区貝塚町付近で片側2車線の直線区間。鎌ケ谷市内に在住する65歳の男性が運転するバイクは第1車線を走行していたが、そこに後ろから進行してきたワゴン車が追突。バイクは押し出されるように転倒した。

男性は路上へ投げ出された際に胸部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クルマはそのまま逃走しており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始している。

後続車の運転者が容疑車両のナンバーを目撃しており、クルマの特徴などから東金市内に在住する31歳の男が容疑に関与したものと判断。男の自宅に駐車されていたワゴン車に衝突痕が確認できたことから、同日中に自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「東京都内で酒を飲み、そのままクルマで帰ってきた」などとして、飲酒運転の容疑は大筋で認めているが、ひき逃げについては「何かにぶつかったようだが、記憶に無い」と供述。容疑を否認しているようだ。警察では男を厳しく追及。飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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