4月の日産中国販売、14.7%増…シルフィ と エクストレイル が牽引

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日産シルフィ
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日産自動車の中国法人は5月7日、4月の中国における新車販売結果を明らかにした。商用車や、輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた4月の総販売台数は、約11万8500台。前年同月比は14.7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府の尖閣諸島国有化発表に反発する大規模なデモが発生。その後、日本車に対する買い控えの動きが起きた。しかし、現在では、その影響はほぼ解消。

日産の4月の中国販売では、主力セダンの『シルフィ』や『ティアナ』が好調。中国ユーザーの嗜好を研究し、設計された点が、人気の理由。とくにシルフィは4月、2万8000台以上を売り上げた。

また、2月25日には、新型『エクストレイル』を中国で発表。現地ではSUVの人気が高まっており、4月末までの累計受注台数は2万台を超えている。

日産の2014年1-4月の中国新車販売は、前年同期比19.1%増の約40万1600台。日産は2013年、中国で前年比17.2%増の126万6200台を販売。2014年の販売目標台数は、前年比10.6%増の140万台以上に設定している。

《森脇稔》

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