下村文科相が訪馬、マハティール氏らと会談

エマージング・マーケット 東南アジア

下村博文 文部科学相が4-6日の日程でマレーシアを訪問、マハティール・モハマド元首相やカイリー・ジャマルディン青年スポーツ相らと会談し、両国間のスポーツ・教育・文化・科学技術面での協力について意見を交換した。

下村文科相の今回の訪馬は、インドネシア、シンガポールと合わせた東南アジア諸国連合(ASEAN)3カ国訪問の一環。「ルックイースト政策」の生みの親であるマハティール元首相との会談では、下村大臣は20年にわたる経済低迷を脱し、教育・経済の再建に取り組みたいとする安倍晋三内閣の方針を伝え、マハティール氏は日本語による日本式大学の誘致を希望すると応じた。日本の大学のマレーシア誘致については、これに先立って行われたマレーシア元留日学生協会(JAGAM)などとの会見でも要望が出された。

カイリー青年スポーツ相との会談では、2020年に開催される東京オリンピックの担当大臣として、招致にあたってスポーツ面でのASEANなどへの貢献を公約した日本の立場を説明した。

P.カマラナタン副教育相との会談では、ルックイースト政策に基づく留学生交流の促進することで一致。カマラナタン副相は両国協力促進の覚書を取り交わしたいと述べた。

このほか下村大臣は、2012年に開校したマレーシア日本国際工科院(MJIIT)の視察などを行った。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  8. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  9. 日野『プロフィア』2827台でリコール…配線の設計不備で火災のおそれ
  10. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る