トヨタ豊田社長、今後も「おごらず素直に世の中の声を聞いていく」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車 豊田章男社長
トヨタ自動車 豊田章男社長 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が5月8日発表した2014年3月期決算は、純利益が前期比89.5%増の1兆8231億円と最高益を更新した。にもかかわらず、会見に臨んだ豊田章男社長の顔からは一切の笑顔がなかった。

それどころか、今後のリスクについて「リスクにはコントロールできるものと、できないものがある。大企業にありがちなおごりが出ることが最大のリスクだ。感謝の心を持ち、より謙虚にみんな心を合わせて素直に世の中の声を聞いていきたい。これは回避できるリスクと思っている」と豊田社長は強調。

普通の企業の場合、最高益を更新したら、野心的な目標を掲げて株価を上げる努力をし、日本経済をさらに盛り上げようとするものだが、トヨタの場合は違った。

「屋久島の杉のように毎年毎年1つずつ年輪を重ね、持続的に成長していきたい。年輪を重ねるエンジンは商品と人材。それに経営資源をしっかりと投入していく。商品にしても持続的成長が目的なので、収穫ばかりしていてはいけない。耕す、種をまくところをおろそかにしない」

豊田社長はこう話し、2000年代後半の反省を踏まえ、あくまでも地道な経営を貫いていく方針だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディRS 5、F1サーキットで世界初公開…初のRSのPHEVモデル誕生
  2. 高市首相「石油備蓄放出」表明、「3月12日よりガソリン・軽油・灯油大幅値上げ」“予告メール”の現実味[新聞ウォッチ]
  3. 『GRヤリス』『LBX MORIZO RR』のボディを強化、ブリッツ「B-MCB」のフロント用/リア用を一挙発売
  4. 「自動車免許で乗れる」新型ハーレー初公開へ、大阪・東京モーターサイクルショーでずらり最新17モデルを展示
  5. メルセデスAMG GT 4ドアクーペ新型、インテリアを先行公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る