オートバックス、中期経営計画を策定…2018年3月期に営業利益180億円

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オートバックスセブンは、2014年4月からの4年間を対象とする「2014中期経営計画」を策定した。

新しい計画の事業戦略では、オートバックス事業に最優先で取り組み、事業環境の変化に柔軟に対応できる事業へと変革するとともに、「利便性」と「安心」の視点で顧客に喜んでもらえる価値を創造し、競争優位性を再構築する。

長期的にはオートバックス事業、新規事業、海外事業を収益の柱とした成長戦略を構築することで、企業価値の向上を図る。

経営目標としては2018年3月期に連結営業利益180億円、連結ROE8.0%以上、連結DOE3.0%以上の維持を目指す。

オートバックス事業は、顧客価値の再構築による競争優位性を確立する。特に販売拠点の拡大とEコマースによるタイヤ販売の拡大に注力する方針で、4年後に2013年比123万本増となる800万本の販売を目指す。

車検拠点も拡大して車検取扱い台数を2013年実績と比べてほぼ倍の42万台増となる100万台を目指す。車買取・販売では「カーズ」全加盟店と広告宣伝・販売促進を強化する。

また、新規事業では、車関連分野を中心とした、新たな事業を開発する。M&Aや提携によってスピードを重視した展開を図る。

海外事業では、成長が見込めるASEAN地域を中心とした事業展開を加速するとともに、従来の小売事業に加え、卸売など周辺事業も展開。

財務戦略としては積極的な事業投資によって営業キャッシュフローを4年間累計で700億円創出するとともに、連結DOE3%の維持を目指す。事業投資は4年間で総額500億円を計画する。

《レスポンス編集部》

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