「スマート自転車」がプローブ情報センサーになる未来

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自転車内蔵のナビシステム/プローブ情報の取得で、リアルタイム交通情報の精細化も
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カナダ、トロントのヴァンホウクスが開発したスマート自転車”ヴァロー”がクラウドファウンディングのキックスターターに出品され、製品化するための資金調達を行っている。

自転車とスマホをつなぐ外付けのデバイスはいくつか製品化されているが、ヴァローはセンサーが自転車に内蔵されているスマート自転車。スマホでルートを入力するだけで、自転車に内蔵されているボタンが左折や右折のポイントを指示してくれるという。

さらに、車との距離をはかるセンサーが導入されているため、後方からの車の接近時には、ハンドルがバイブレーションを起こして、車の存在をライダーに教えてくれる。自転車で走る度に、自転車がその地形や道幅まで記憶。集積された情報は、サーバーに送られて、他のヴァロー使用者と共有されるという。

自転車が走行ログ生成のセンサー的役割を担う。走行軌跡をベースとしたプローブ情報の実用化も遠くない未来に迫っている。

自転車内蔵のナビシステム/プローブ情報の取得で、リアルタイム交通情報の精細化も

《礒崎遼太郎@CycleStyle》

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