5月7日、テスラモーターズは2014年第1四半期(1-3月)決算の発表に合わせて、『モデルS』に続く市販EVとして計画中の『モデルX』の生産開始時期の見通しを公表。「2015年春の生産開始に向けて、準備が整いつつある」と明らかにした。
テスラモーターズは2012年2月、モデルXのプロトタイプ車を初公開。モデルXは、モデルSのEVパワートレインや車台をベースに開発されたクロスオーバー車となる。
その特徴は、後部ドアの「ファルコンウィングドア」と呼ばれるガルウィングドア。モデルXは3列シート、乗車定員7名のクロスオーバーだが、2列目と3列目シートへの乗降性を高める目的で、ガルウィングドアが採用される。
当初、2014年に生産が開始される予定だったモデルX。テスラモーターズは「2014年第4四半期(10-12月)には、量産デザインプロトタイプ車を披露できるだろう」と説明している。