ボッシュ、エアバッグシステム向けの新世代加速度センサーを発表

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ボッシュ・SMA6xyセンサー
ボッシュ・SMA6xyセンサー 全 1 枚 拡大写真

ボッシュは、エアバッグシステム向けの新世代加速度センサーとしてSMA6xy製品ファミリーを開発したと発表した。

SMA6xyセンサープラット フォームには、エアバッグコントロールユニット向け、車両の前部/側面/後部で使用する周辺向けの2バージョンを用意。アプリケーションに関係なく、センサーのハウジング設計を共通化することで承認リリースの手順を簡素化できるようになっている。

周辺向けのPSI5センサーの場合、測定範囲が120、240、480gの各バージョンを用意。通常のx、yの各チャンネルの他、垂直軸の加速度を測定するzチャンネルを装備し、センサーを設置する方向に左右されることなく、自由度の高い設計が可能となる。また、衝撃によりセンサーへの電力供給が短時間途切れる「マイクロカット」に対する保護性能が高められている。

エアバッグコントロールユニット向けのSPIセンサーは、最大120gまでの加速度が測定可能で、値を12ビット解像度で出力。設定された閾値を読み値が超過すると、安全ピンによりエアバッグアルゴリズムが作動する。コンパクトなSOIC8nハウジングを装備した1チャンネル(x、yまたはz軸)または2チャンネル(x-yまたはy-z軸)の各バージョンを用意する。

《纐纈敏也@DAYS》

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