ランクセス、コスト削減効果などで特別項目調整前EBITDAが増益…2014年1-3月期決算

自動車 ビジネス 企業動向

ランクセスが発表した2014年1-3月期(第1四半期)連結決算は、特別項目調整前EBITDAが2億0500万ユーロ、前年同期比17.8%増と増益となった。

売上高は、同2.5%減の20億ユーロとなった。全ビジネスユニットで堅調な販売となったが、製品価格の値下げと為替差損による減少が影響した。

収益では、全部門での販売量増加、「アドバンス」プログラムによるコスト削減、パフォーマンスポリマーズ部門で一時的な費用の発生がなかったことから特別項目を除いたEBITDAは増益となった。

特別項目調整前EBITDAマージンは、10%で、前期と比べて1.7ポイントアップした。

純利益は前年同期と横ばいの2500万ユーロとなり、1株あたり利益も前年と同レベルの0.30ユーロだった。

今後の見通しでは、合成ゴムビジネスでの厳しい競争環境に加え、低価格傾向が継続するとみており、この影響を受け、パフォーマンスポリマーズ部門は軟調傾向が続くと予測。2014年第2四半期の業績は、前年同期より上向きし、特別項目調整前EBITDAは2億2000万ユーロから2億4000万ユーロを達成する見込み。

《レスポンス編集部》

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