韓国のヒュンダイモーター（現代自動車。以下、ヒュンダイ）は、4月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は44万0194台。前年同月比は7.7％増と、3か月連続で前年実績を上回った。
海外では4月、37万4303台を販売。前年同月比は6.9％増と、3か月連続のプラス。その内訳は、海外生産分が2.4％増の26万0009台と、引き続き好調。輸出分は11万4294台で、前年同月比は18.7％増と、3か月連続で前年実績を超えた。
海外では、米国での新車販売が、回復。4月は6万6107台を売り上げ、前年同月比は4.4％増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
主力中型セダンの『ソナタ』が、モデル末期ながら、前年同月比27.5％増の2万0495台と、2か月連続の前年実績超え。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズは、前年同月比29.6％増の8997台と、7か月連続のプラス。一方、小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、2万0225台と失速。前年同月比は17.3％減と、2か月連続のマイナス。
地元韓国の新車販売も、回復傾向。4月の韓国新車販売は6万5891台で、前年同月比は12.9％増と、4か月連続で前年実績を上回った。新型サンタフェ効果で、SUVの4月販売は4.9％増の1万2370台と、4か月連続の前年実績超え。
また、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比13.6％増の1万6770台と、3か月連続で増加。乗用車も15.5％増の3万1809台と、2か月ぶりに前年実績を上回っている。
ヒュンダイの2014年第1-4月世界新車販売は、166万2078台。同社の2013年の世界新車販売実績は、前年比7.3％増の472万1156台だった。
