国際航業は5月12日、和歌山県橋本市において「和歌山・橋本ソーラーウェイ」太陽光発電所を完成させた。
本件は、和歌山県が公募した「ダイオキシン類汚染無害化処理対策地における太陽光発電所設置事業者」に同社が選定され、2013年12月よりグループ傘下の国際ランド&ディベロップメント社が施工監理を担当し、建設を進めてきたもの。
和歌山・橋本ソーラーウェイ太陽光発電所は、和歌山県所有の未利用地(産業廃棄物処理施設跡地)を有効活用した、出力708KW規模の太陽光発電所で、「官民一体」でのまちづくりを示唆する象徴的な事業だという。約1万2500平方mの敷地に、東芝製のソーラーパネルを2832枚設置している。
今回の太陽光発電所の出力は、住宅に設置する太陽光発電システムの平均設置容量を3.0~3.5KW(当社調べ)として、一般家庭の約200世帯分に相当し、CO2削減量は379tで、杉26,000本分に相当する大きさ。
国際航業は、自治体と連携した太陽光発電などの分散型エネルギーの設置運営事業として、宮崎ソーラーウェイ・館林ソーラーパークを開発しており、今回も和歌山県と協議を行いながら、県が目指すまちづくりに貢献したい、としている。