「クルーズに行きたいと思う」が64.7%…クラブツーリズムのクルーズ旅調査

船舶 企業動向

クラブツーリズムは、「クルーズ旅に関する調査2014」の結果をまとめた。

調査はインターネットリサーチにより、4月23日~28日の6日間、30~69歳の男女1000人の有効サンプルを集計した。

それによると、クルーズ旅(船旅)の経験や意向を聞いたところ、「経験がある」は12.0%にとどまったが、「行きたいと思う」が64.7%と6割を超えた。

クルーズ旅についての意識を聞いたところ、「クルーズ旅には“夢”や“憧れ”がある」に対し、「そう思う」の割合が63.8%となった。豪華客船で世界一周旅行などのイメージが定着している模様でクルーズ旅は「憧れの旅行」とのイメージを持たれている。

また、「国内周遊プランや日帰りプランなど、気軽に楽しめるクルーズ旅プランが増えれば魅力的」に対しては、「そう思う」が71.3%を占めた。

クルーズ旅経験者と意向者686人に対し、クルーズ旅に行きたいと思ったきっかけを聞いたところ、情報源に関する項目では「テレビ番組(ニュース・特集など)をみて」が42.3%で最も高く、「テレビCMをみて」が21.9%、「新聞で広告や記事をみて」が20.8%。

動機では、「大型客船の日本寄港を知って」が15.2%で最も高く、「結婚記念日などの特別な日に、特別な思い出を作りたくて」が8.9%、「長期休暇・定年退職などで時間ができて」が7.4%、「(クルーズ旅でない一般の)旅行で疲れを感じて」が3.6%。

クルーズ旅意向者に対し、「憧れのクルーズ旅」のクルーズエリアを聞いたところ、「地中海・エーゲ海」が54.4%で一番人気となり、次いで、「日本国内(国内の名湯・絶景・夏祭り、花火大会観覧クルーズなど)」が49.9%、「カリブ海(中米)」が39.6%、「世界一周」が31.2%だった。

全回答者に対し、クルーズ旅で魅力に感じることは何か聞いたところ、「贅沢な食事」が52.9%、「ゆっくり過ごせる時間」が51.0%でともに5割台、「美しい海や夜空」が44.2%、「楽しんでいる間に観光地に到着すること」が42.8%、「ホテル並みのサービス(ルームサービスなど)」が41.7%と続いた。

クルーズ旅で不安を感じることは何か聞いたところ、「船酔いや体調不良」が69.7%で最も高くなった。他に、「船内の生活でどのくらいお金がかかるか」や、「ドレスコード(船内での服装)」といった、船内での過ごし方に関する不安が多い。

クルーズ旅意向者に対し、実際にクルーズ旅を選ぶとしたら、どのようなポイントを重視して選ぶか聞いたところ、「目的地・周遊エリア」が79.6%で最も高く、次いで、「コストパフォーマンスの良さ(お値打ち感)」で59.2%、「客船の豪華さ(充実した設備など)」や、「プチ贅沢感」なども多かった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る