ホンダは、5月23日から25日までポートメッセなごやで開催される「第17回国際福祉健康産業展~ウェルフェア2014~」の出展概要を発表した。
同社は、「Fun for Everyone. Honda~移動の喜びを一人ひとりに~」をテーマとして、『N-BOX +』の車いす仕様車や、『オデッセイ』のサイドリフトアップシート車をはじめとする福祉車両などを出展する。
N-BOX +の車いす仕様車は、室内の広さと多彩な荷室のアレンジを活かし、車いすで乗車しても開放感のある空間を実現。車いす仕様車としてだけでなく、日常生活からレジャーまで幅広い用途に対応する。オデッセイのサイドリフトアップシート車は、広い室内と超低床プラットフォームにより、乗り降りや、車いすの積み降ろしのしやすさを実現している。
また、両上肢での運転操作が困難な人が両足だけで運転操作できる足動運転補助装置「ホンダ・フランツシステム」や、身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「ホンダ・テックマチックシステム」などを出展する。
そのほか、四輪車での運転復帰や社会参加を目指す人が運転操作や感覚を把握できる「自操安全運転プログラム」や、福祉に関わる人の安心・安全な運転をサポートするための「移送安全運転プログラム」を映像などで紹介する。
さらに、加齢などにより脚力が低下した人の歩行をサポートするために研究開発中の「歩行アシスト」を参考出展する。