緊急走行中の消防車両、交差点で出会い頭衝突を起こす

自動車 社会 社会

11日午後3時45分ごろ、愛知県名古屋市千種区内の県道で、緊急走行中の消防指揮車(ワゴン車)が赤信号の交差点を通過しようとしたところ、交差進行してきた乗用車と衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が軽傷を負っている。

愛知県警・千種署によると、現場は名古屋市千種区茶屋が坂付近。交差点には信号機が設置されている。消防指揮車は千種消防署の所属で、守山区内で発生した火災の一報を受け、サイレンと赤色灯を使用した状態で緊急走行。現場の交差点に赤信号の状態で進入したところ、青信号に従って左方向から交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

衝突によって双方の車両が小破。乗用車を運転していた20歳代の女性が打撲などの軽傷。指揮車に乗っていた消防士3人にケガはなかった。警察は運転していた26歳の消防士から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

警察は指揮車側が交差点進入時の安全確認を怠ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。火災自体は誤報だったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  3. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る