イタリアの高級車メーカー、マセラティ初のSUVとして、2014年に市販予定だった『レバンテ』。同車の発売が、1年遅れることが分かった。
これは5月6日、クライスラーグループとフィアットの統合で生まれた新会社、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)が発表した中期経営計画、「2014‐2018ビジネスプラン」で明らかにされたもの。マセラティは現在、フィアットの傘下にある。
この2014‐2018ビジネスプランは、2014年1月に両社の統合で生まれたFCAが、今後5年間の成長計画を提示したもの。この計画の中で、マセラティは、「レバンテを2015年に発売する」と公表している。
レバンテは2011年秋、フランクフルトモーターショー11に、コンセプトカーの『クーバン』として初公開。その後、市販版のネーミングは、レバンテに変更された。
当初の計画よりも1年遅れて、2015年の発売が決まったレバンテ。フィアットのグループ力を総結集して、開発されるSUVとなるようだ。