米国の自動車大手、クライスラーグループ。そのクライスラーブランドが、米国で発売したばかりの新型『200』の販売が、非常に好調だ。
クライスラーの5月14日の発表によると、新型200は米国で5月8日に受注を開始。初日の受注台数は1万台に到達し、2日間では1万7000台を超えたという。
新型クライスラー200は2014年1月、デトロイトモーターショー14で初公開。クライスラーグループと提携関係にあるイタリアの自動車大手、フィアットとの相乗効果を生かして開発。フィアット傘下のアルファロメオの『ジュリエッタ』と車台を共用する。
新型200には、2種類のガソリンエンジンを設定。「タイガーシャーク」と呼ばれる2.4リットル直列4気筒は、フィアットが開発した「マルチエア」技術を導入。最大出力184ps、最大トルク23.9kgmを発生する。3.6リットルV型6気筒「ペンタスター」は、最大出力295ps、最大トルク36.2kgm。クラス唯一の9速ATが標準装備され、燃費は先代比で最大13%向上させた。
初期受注が、非常に好調な新型クライスラー200。クライスラーブランドのアル・ガードナー社長兼CEOは、「新型200の熱狂的顧客の数に興奮している」と述べた。