ロールスロイス、110周年の歴史を伝えるツアー日本開催…豪華ラインアップを公開

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ロールス・ロイス レイス
ロールス・ロイス レイス 全 8 枚 拡大写真

5月16日、ロールス・ロイス・モーターカーズは、コーンズ・モータースと共に、ロールス・ロイスを紹介するアジア初の巡回展“ロールス・ロイスアイコンツアー”を開催した。イベントでは、超豪華ラインアップを一斉公開した。

このツアーは、ロールス・ロイス創業110周年を記念したもので、4月にシンガポールでスタートし、日本は2番目の開催地である。その後、香港、韓国(ソウル)へ巡回予定だ。

ロールス・ロイス・モーターカーズ・リミテッド アジア太平洋ゼネラルマネージャーのダン・バルマー氏は開催理由を、「ロールス・ロイスというブランドを、より一般の人々に広く知ってもらうことだ」という。

「クラフトマンシップやエンジニアリング、そして、ロールス・ロイスというブランドがどういうものかを知ってもらうことで、もっと身近に感じてもらえるクルマだということをわかってもらうことが目的だ」とし、そのために本国から職人が来日し、実際にデモンストレーションを行うことで、「値段は高いクルマだが、その値段の価値があるということを知ってもらいたかった」。

また、110年にもわたる歴史も伝えたいとダン氏。「我々の歴史は110年あるが、110年間日本でロールス・ロイスが売られていたわけではなく、実際には1964年からなので、50年ほどだ。つまり、我々の歴史の半分くらいしかカバーできていない。そこで、もう少しロールス・ロイスのストーリーを伝えたいのだ」と述べる。

最後にダン氏は、「もう何世代にもわたって、ロールス・ロイスは最高級のクルマとして、認識されてきた。一時期衰退していた時期はあったが、いまはまた我々はそのポジションを確立しているのだということを伝えたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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