【アウディ×サムライブルー】フォワードは TTS、ザッケローニ理想のイレブンとは

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ザッケローニ監督とAudi×SAMURAI BLUE 11 Limited Edition
ザッケローニ監督とAudi×SAMURAI BLUE 11 Limited Edition 全 23 枚 拡大写真
5月15日、アウディジャパンはサッカー日本代表応援モデル『アウディ×サムライブルー11 リミテッド・エディション』11台を発表。限定車の選定をおこなったザッケローニ監督自ら、車種のポジショニングをサッカーチームに例えて解説した。

フォーメーションにはゴールキーパー、ディフェンス4台、ボランチ2台、ミッドフィルダー3台、そしてワントップのシステムを用い、ザッケローニ監督によると「この配置はチームのベストパフォーマンスを発揮できるフォーメーション」とのこと。監督は各モデルのポジションと役割を次のように話す。

◆ゴールキーパー…SQ5

「ゴールを守るには何よりも強靭でなければなりません。また、チーム全員に安心感を与える役割もあります。そこにはシリーズ中最も堅牢な『SQ5』が適任と考えた」。

◆サイドバック…S5クーペ、カブリオレ

「このポジションには攻守両方を兼ね備えた選手が選ばれる。大人4人がゆったりと乗れる実用性と2ドアのスポーツ性能を兼ね備えた両車は、守りと攻めを両立している」。

◆センターバック…S6セダン、カブリオレ

「センターバックはキーパーを守る役割があり、それに次ぐフィジカルの強さが求められる。この2台は、V8ターボエンジンの力強さや、ボディサイズ、バランスの良さが、私のイメージにマッチした」。

◆ボランチ…S4セダン、S4アバント

「リーダーシップがなければ務まらないのがこのポジション。それには、豊富な経験と信頼感が必要です。『S4』のベースは『A4』、同車はアウディの性能モデルとしての実績があるので、このポジションを担当してもらいます」。

◆ミッドフィルダー…S3スポーツバック、S5スポーツバック、S7スポーツバック

「カウンターアシストの役割も持つこのポジションは、ダイナミクスかつエレガントなプレイをしなくてはなりません。スポーツバックというアウディ独自のスタイルを持ったこの3台は、私の期待通りのプレイをしてくれるはず」。

◆フォワード…TTSクーペ

「相手の動きに惑わされすに裏をかき、そしてゴールを決めるこのポジション。リアルスポーツカーである同車は俊敏な動きができるため、センターフォワードを任せたい」。

これらの配置をするにあたり監督は「どのモデルも非常に美しく、選択には苦労した。しかし、美しいチームが出来上がり、とてもうれしい」と満足の様子。自身のクルマ選びについてのポイントは「信頼感と安全性にプラスし、エレガントであるということを求めたい」とのこと。

アウディ社のスローガンは「技術と革新」である。それについて監督の印象は「常に新しい物を探し、見つけて新鮮な提案ができるように努めている。ピッチのなかで“革新”を求め続けているのだ。そこがアウディ社と私との共通点と感じた」とコメント。そして監督がアウディに求めることは「これまでのすばらしいモデル同様、クオリティが高く信頼感の高いモデルを作り続けてほしい」と語った。最後に、ワールドカップ直前、今の心境は「非常に落ち着いている。チームも私も準備は十分にした。受験前の“落ち着いて試験を受けるぞ”という気持ちだ」。

《阿部哲也》

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