日産 パルサー、欧州でも復活へ…新型Cセグハッチバックに

自動車 ニューモデル 新型車
新型日産パルサー(欧州仕様)の予告イメージ
新型日産パルサー(欧州仕様)の予告イメージ 全 1 枚 拡大写真

日産自動車の欧州法人、欧州日産は5月16日、今秋、欧州市場で発売する新型5ドアハッチバック車の車名を、『パルサー』と発表した。実車は5月20日、現地で初公開される。

初代パルサーは、日本で1978年に誕生。小型車のベンチマークであるフォルクスワーゲン『ゴルフ』を意識し、「パルサー・ヨーロッパ」というキャッチフレーズが冠された。

1982年には、2代目に移行。その後、1986年に3代目、1990年に4代目、1995年に5代目と、モデルチェンジを繰り返した。しかし2000年8月、後継車の『ブルーバードシルフィ』が登場して、パルサーは日本市場から消滅。オーストラリアやニュージーランドでは、パルサーの名前が継続使用されたが、現地でも2005年の『ティーダ』発表をもって、パルサーのネーミングは消えている。

ところが2012年10月、オーストラリアで開催されたシドニーモーターショー12において、パルサーが復活。日本の『シルフィ』と基本的に共通の小型4ドアセダンとして、2013年にオーストラリアで発売された。

今回、欧州での復活が発表されたパルサーは、日産が再び、欧州で主力のCセグメントに参入するために開発される新型5ドアハッチバック。現時点では、詳細は公表されていないが、日産のスペイン・バルセロナ工場で生産され、欧州市場に投入される。

なお欧州日産は、新型パルサーの予告イメージを1点公開。新型『エクストレイル』や『キャシュカイ』と共通イメージのフロントマスクが見て取れる。同社は、「高い品質と先進のアプローチを備える」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. 「高級感マシマシ!」新プライバシーガラス採用のトヨタ『センチュリーSUV』改良モデルに熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る