JR東日本大宮支社とさいたま市、JR貨物関東支社は5月24日、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」を大宮総合車両センター(さいたま市大宮区)などで開催する。
大宮総合車両センターでは、「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」と題した一般公開イベントを毎年開催している。24回目となる今回は初めてさいたま市との共同主催とし、イベント名称も「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」に変更。開催会場はJR大宮会場(車両センター)と大宮駅西口会場、大宮駅東口・大宮駅構内会場の3会場とする。
JR大宮会場の開催時間は9時30分から15時30分まで。車両センターの操業120周年を記念し、SL列車試乗会やミニSL・ミニ新幹線・遊覧列車の運転、車両展示やメンテナンス作業実演、写真展などを行う。車両展示ではEF64形電気機関車(EF64 1001)やHD300形ハイブリッド機関車(HD300-6)、クモヤE995-1「スマート電池くん」などを展示する。
SL列車試乗会は、1994年に車両センターで復元した真岡鐵道のC12形蒸気機関車(C12 66)が旧型客車をけん引する。試乗距離は片道約1.7kmで、乗車時間は約15分。10時30分・11時15分・12時00分・12時45分・13時30分・14時15分の6回実施する。乗車に際しては会場で配布する整理券(各回250人)が必要で、9時30分から前3回分、11時45分から後3回分を配布する。
大宮駅西口会場では、鐘塚公園やトミックスワールドなどで新幹線沿線地域の物産展、観光PR、Nゲージ運転教室などを行う。大宮駅東口・大宮駅構内会場では銀座通りなどでミニ新幹線の運転などを実施。さいたま市長と大宮駅長によるミニ新幹線の運転・出発式(9時30分から)も行う。
このほか、3会場を回るスタンプラリーなどが行われる。