【レッドブル・エアレース 第3戦】決勝、大会最速タイムで英選手が優勝…室屋は10位

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レッドブル・エアレース 第3戦、決勝レース
レッドブル・エアレース 第3戦、決勝レース 全 13 枚 拡大写真

18日、世界最高峰のパイロット達が空中を舞台に競うレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ第3戦決勝がマレーシア・プトラジャヤで開催され、イギリス出身のナイジェル・ラム選手が優勝した。

レッドブル・エアレース第3戦の舞台となるマレーシア・プトラジャヤの人工湖には、高さ25mあるエアパイロンが並べられ、パイロット達はスラロームや宙返りなどアクロバティックな飛行でパイロンを駆け抜けてタイムを競う。

ブライトリングの黄色い機体を操縦するラム選手は、17日の予選で5番手のポジションからスタート。

18日15時30分から始まった決勝レース、第1ラウンドは対決方式で争われた。ラム選手は、日本人パイロット室屋義秀選手と対戦し、タイム1分16秒496と室屋選手に2秒315秒の差をつけ、次のラウンド「スーパー8」に駒を進めた。

8名で最速タイムを競う「スーパー8」でラム選手は、1分16秒200と予選から着実にタイムを縮め、トップのピート・マクロード選手、2番手ハンネス・アルヒ選手に続く、3番手につけた。

最終ラウンドは上位4名で争う「ファイナル4」。それまでトップのタイムを記録していたマクロード選手がコースを外れて失格、ラム選手が同大会最速となる1分15秒023のタイムを叩き出して優勝した。

優勝したラム選手は「予選からセッティングを変えることなく、ベストな状態で決勝レースを戦えた。優勝を狙いにいく気持ちを維持し続けたことによって勝利することができ、とても嬉しい」とコメント。

一方、表彰台を目指していた、室谷選手は「今週はエンジンのベストセッティングを見つけようと奮闘し続けていました。予選後にエンジンを再調整しましたが思うようにタイムが伸びず、時間が足りなかったようです」と無念さを語った。

レッドブル・エアレース第3戦結果
1位:ナイジェル・ラム(イギリス)
2位:ハンネス・アルヒ(オーストリア)
3位:マット・ホール(オーストラリア)
4位:ピート・マクロード(カナダ)
5位:ポール・ボノム(イギリス)
6位:マーティン・ソンカ(チェコ)
7位:ピーター・ベゼネイ(ハンガリー)
8位:マティアス・ドルダラー
9位:カービー・チャンブリス(アメリカ)
10位:室屋義秀(日本)
11位:ニコラス・イワノフ(フランス)
12位:マイケル・グーリアン(アメリカ)

ワールドチャンピオンシップ・ランキング:
1位:アルヒ(30ポイント)
2位:ボノム(25ポイント)
3位:ラム(17ポイント)
4位:マクロード(17ポイント)
5位:ホール(14ポイント)
6位:ソンカ(8ポイント)
7位:室屋義秀(7ポイント)
8位:イワノフ(5ポイント)
9位:ドルダラー(4ポイント)
10位:ベゼネイ(2ポイント)

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