【新聞ウォッチ】タイ軍がクーデター、トヨタ、ホンダなど夜間操業中止

モータースポーツ/エンタメ 出版物
新聞ウォッチ イメージ
新聞ウォッチ イメージ 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年5月23日付

●タイ軍クーデター、閣僚・デモ指導者拘束(読売・1面)

●ソニーリストラに3000億円、平井社長「年度中にやり切る」 (読売・8面)

●LCC曲がり角、パイロット不足で欠航続発(毎日・2面)

●経団連現新会長来週に中国訪問(毎日・4面)

●富士重EV再参入、6年以内に米で自社開発車(産経・11面)

●外環道三郷JCT、「追い越し車線走行違反」、埼玉県警、8年余り2400人誤摘発 (東京・27面)

●国民車「プロトン」テコ入れ、マレーシア・マハティール元首相、会長に就任「政府の保護策必要」(日経・7面)

●「Z」のオープンカー日本向けモデル日産生産中止へ(日経・13面)

●トヨタから調達拡大へ、富士重初のPHV部品(日経・15面)

ひとくちコメント

政府側と反政府派の対立による政情が混乱しているタイで、国軍幹部がクーデターを決行したという。戒厳令を発令して以降、軍主導で対立する政治勢力間の対話を模索していたが、不調に終わったことで、クーデターに踏み切った模様だ。

きょうの読売、毎日、産経の3紙が1面トップで報道。他紙も大きく報じている。

タイには自動車をはじめとして日本企業が多く進出している。その数は3900社を超えているが、現地での営業や生産活動への影響が懸念される。きょうの各紙も「タイ進出企業、影響危惧」(朝日)、「トヨタとホンダ夜間の操業中止」(東京)、「タイの日本企業緊張感」 (日経)などと伝えている。

すでに、タイ軍がクーデターを宣言し夜間外出禁止令を出したことを受けて、トヨタ自動車が現地時間の5月22日午後7時半から23日午前4時半までの夜間の操業を中止。またホンダもアユタヤにある工場での夜間操業を22日午後8時で中止した。

トヨタ、ホンダとも23日の日中は通常通り操業し、夜間については状況をみて判断するというが、長期化すれば各社のグローバル生産計画にも影響を与えかねない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る