【WTCC 第5戦】シトロエン、パーフェクトウィンで開幕以来5大会連続優勝

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シトロエンレーシング・WTCC第5戦
シトロエンレーシング・WTCC第5戦 全 6 枚 拡大写真

シトロエン・レーシングはザルツブルクリンク(オーストリア)で行われたFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)でパーフェクトウィン。開幕以来、5大会連続の優勝を飾った。

レース1では、予選2位のイヴァン・ミューラーが、予選トップのドライバーにペナルティが科せられたことでポールポジションからスタート。ミューラーは15周のレースを通して首位をキープし、今シーズン3勝目を挙げた。4番手スタートのホセ‐マリア・ロペスは、好スタートを見せ2位に上がったが、8周目にシケインでブレーキングをミスし3位に。2番手からスタートしたセバスチャン・ローブはスタートで出遅れ4位となり、両者はそのポジションでレース1を終えた。

リバースグリッドで行われるレース2では、ロペスが7番手、ローブが9番手、ミューラーが10番手からのスタート。スタート直後、ミューラーは多重クラッシュに巻き込まれ、その後リタイアとなった。このアクシデントでレースは赤旗中断。レース再開後、ロペスは好スタートから圧倒的な速さで順位を上げ、5周目に4位、6周目に3位、8周目に2位に上昇。そして13周目にはついにトップを捉え、勝利を獲得した。ローブも激しいポジション争いを繰り広げ、7位でフィニッシュした。

ミューラーとロペスがそれぞれ3勝目を挙げ、シトロエン C-エリーゼWTCCは開幕来5大会連続で優勝を果たした。シトロエンはマニュファクチャラーズ選手権で412ポイントを獲得し首位を独走。ドライバーズ選手権では1位ロペス、2位ミューラー、3位ローブとなり、シトロエンのドライバーが上位を独占している。

《纐纈敏也@DAYS》

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