次々と、新たなリコール(回収・無償修理)を発表している米国の自動車最大手、GM。今度はキャデラックブランドの新型車が、リコールを行うことが判明した。
これは5月21日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、新型キャデラック『CTS』に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、新型CTSのワイパーの不具合が原因。NHTSAによると、新型CTSのフロントワイパーを制御するモジュールに不具合があり、バッテリー上がりを起こして、ワイパーが作動しなくなる可能性があるいう。
対象となるのは、新型CTSの2014年モデル。2013年6月上旬から2014年2月下旬にかけて生産され、米国で販売された1万9225台がリコールに該当する。
GMでは、対象車を保有する顧客に連絡。キャデラックの販売店で、フロントワイパーのモジュールを交換するリコール作業を行うとしている。