【スカイライン 200GT-t 発表】時代を見続けるセダン…開発者が語るスカイラインへの思い

自動車 ニューモデル 新型車
日産 スカイライン 200GT-t
日産 スカイライン 200GT-t 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は、2リットル4気筒ターボエンジンを搭載した『スカイライン 200GT-t』を6月5日より発売する。発表会では、同車チーフ・ビークル・エンジニアの長谷川聡氏が開発の思いを語った。

【画像全8枚】

まず長谷川氏は、自身の考えるセダン像について「車種でいえばやはり、ベンツの『Cクラス』やBMWの『3シリーズ』のように、静粛性から操安性など、細部までいっさいの妥協がなく“とにかくすごくよく出来ているクルマ”」と述べた。

セダンだけなら、いくらでも作れる。しかし同氏は、「FR車を作っている我々としては、どうしてもベンツやBMWに対抗できるクルマを作ってみたいと思いました。そこで、日産を代表するスカイラインで、そのプレミアムセダン市場に参入を決めたのです」と高い目標を掲げた。

そして同氏はスカイラインという存在を、「今の日本のセダンで、古くから存在し、私が知っているネームはスカイラインと『クラウン』しかなく、これらは今後も守っていかなければならない。そして新型はその名に恥じない車にしなければいけない」と語った。そして、「どのモデルをとっても、その時代にとってベストマッチのセダンです。スカイラインは、その時代の最新技術を取り入れるのも命題です」と続けた。

最後に長谷川氏は、「プレミアムとは、企業としての力、そしてものを作る力だと思います。それらを注ぎ込んだスカイラインで、欧州勢を抜きたい」とコメントした。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  2. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
  5. 「GRカローラのライバルに」インプレッサSTIの系譜、復活なるか? スバル『パフォーマンスB STI』公開にSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る