中小企業金融円滑化法適用後の倒産件数、1年9か月ぶりの低水準…5月 東京商工リサーチ

自動車 ビジネス 企業動向
円滑化法関連倒産月次推移
円滑化法関連倒産月次推移 全 1 枚 拡大写真

東京商工リサーチは6月2日、5月の「中小企業金融円滑化法」に基づく貸付条件変更利用後の倒産動向を発表した。

5月の「中小企業金融円滑化法」に基づく貸付条件変更後の倒産(速報値)は10件だった。全体の倒産が抑制されていることを反映して、速報値段階では4か月連続で前年同月を下回っている。

倒産件数が20件を下回ったのは2012年8月(19件)以来で、1年9か月ぶりの低水準。中小企業金融円滑化法の終了後も、金融機関がリスケ要請に応じるなど実質的な金融支援が継続されていることが影響した。

負債総額は97億2200万円(前年同月比63.1%減)で、4か月連続で100億円を下回った。負債10億円以上の大型倒産は2件(前年同月6件)にとどまった。

産業別では、製造業が3件(前年同月17件)、卸売業2件、建設業・小売業・不動産業・情報通信業・サービス業他が各1件と続く。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る