ANA、ニューヨークでの右エンジン異常が重大インシデントに

航空 行政

国土交通省は5月30日、5月27日に全日空(ANA)のANA9便(ニューヨークー成田便)がニューヨークで起こした右エンジン異常を重大インシデントと認定した。

この案件はANA9便が5月27日、ニューヨークのJFK空港を離陸したのち、エンジンに発生した不具合によりJFK空港へ引き返した件で、離陸後、右のエンジンの異常を示す表示が出たことから、右側のエンジン停止し、左側のエンジン1基で飛行を続け、離陸から1時間後に緊急着陸した。

ANA9便の右エンジンは飛行中に振動して異常な高温になったもので、高速で回転する部品の一部が破損していた。今後、運輸安全委員会が当該案件の原因を究明することになる。

今年の大型機による重大インシデントは、4月に那覇空港で発生したピーチ・アビエーション機による異常降下に続いて2件目になる。

《山内 博》

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