横浜ゴムは、6月29日に米コロラド州で開催されるヒルクライムレース「2014パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にオリジナルEVレーシングカーで参戦する。タイヤは優れた低燃費性能と運動性能を発揮する「BluEarth-A」を装着する。
横浜ゴムがゼロエミッションレーシングカーと低燃費タイヤで挑む「パイクスピークEVチャレンジ」は、「走る喜びと環境との調和」「電気自動車用タイヤの研究開発」を目的としており、今年で6年連続となる。2010年と2011年には2年連続でEVの歴代最速記録を樹立し、2012年には自己ベストを21秒以上短縮した。昨年はシステムエラーにより途中棄権となったが、今年はさらなる好成績を狙う。ドライバーには国内外のオフロードレースで活躍する塙郁夫選手を継続起用する。
今年で92回目となる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、別名「雲に向かうレース」。標高2862mのスタート地点から4302mの頂上まで、およそ20kmを一気に駆け上がり、そのタイムを競う。156の様々なコーナーに加え、気温や天候の変化が激しい過酷なレースとして知られている。
レースウィークの現地での模様は「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」専用サイトおよび「パイクスピークEVチャレンジ」公式Facebookに随時アップされる予定。なお、「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」専用サイトでは「パイクスピークEVチャレンジ」のこれまでの軌跡を、動画や写真などで詳しく紹介している。