電子マネー時代の、おこづかいの実態とは!?

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定期的におこづかいを渡しているか
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 ベネッセ教育情報サイトは6月5日、子どものおこづかいに関する調査結果を発表した。平均額は、小学1年450円、中学1年1,424円、高校1年4,110円。学年が上がるにつれて、定期的にもらっている子どもの割合や金額が増える傾向にあった。

 子どもに定期的におこづかいを渡している保護者は、小学1年の10.5%が最少、高校3年の77.2%が最多で、学年が上がるにつれて高い割合を示した。小学6年では、「渡している」(46.2%)と「渡していない」(53.8%)が拮抗しているが、中学校に入ると「渡している」が半数を超え、高校生では7割以上となっている。

 おこづかいの平均額は、小学2年の228円がもっとも低く、小学生ではすべての学年で1,000円以下だった。中学生では1,000円代、高校生になると4,000円代に上がり、学校段階で大きな差がみられた。

 1回あたりのおこづかい金額の分布をみても、小学生では1,000円未満が主流となっているが、中学生では「1,000円以上3,000未満」が6割以上を占めている。一方、高校生では、「1,000円以上3,000未満」「3,000円以上5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」という金額に回答が分散していた。高校3年生では「1万円以上」という回答も6%あった。

 おこづかいの金額に対しては、保護者の7割が「妥当」と考えているのに対し、子どもの4割以上は「少ない」と感じていた。おこづかいの取扱いについては、9割近くの保護者が「子どもの自由にさせている」と回答。保管方法についても「保護者が預かっている」は1.4%にとどまり、「財布」(68%)や「貯金箱」(21%)などで子ども自身が保管していることがわかった。

 「おこづかい帳」などで子どもに金銭の出納を管理させている保護者は約4割。子どもの金銭感覚との相関では、おこづかい帳をつけている子どもの方が、「金銭感覚が成長している」と感じる保護者の割合が高かった。また、「お金の教育は、学校でも行うべき」と考える保護者は7割に上った。

 調査は4月、同サイトメンバーである小学生~高校生の保護者2,067人を対象に実施した。

子どものおこづかい…小学生は千円以下、中学生は千円代が主流

《奥山直美》

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