死亡ひき逃げ事件、放置された車両から容疑者を特定して逮捕

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昨年12月に広島県東広島市内の県道で発生した死亡ひき逃げ事件について、広島県警は4日、熊野町内に在住する25歳の男を道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)容疑で逮捕した。防犯カメラ映像の分析によって特定したという。

広島県警・東広島署によると、問題の事故は2013年12月22日の午後5時35分ごろ発生している。東広島市八本松町吉川付近の県道(片側1車線の直線区間、横断歩道や信号機なし)で、23歳の男性が運転するクルマが路上に倒れていた86歳の男性と衝突。男性は収容先の病院で死亡したが、この事故以前に他車両にはねられ、全身強打が原因で死んでいた可能性が高いことが判明した。

事故翌日には現場近くで衝突痕のある軽乗用車を発見。被害男性の毛髪が付着していたことから、警察では何者かが容疑車両を放置して逃走したと判断。周辺のガソリンスタンドなどに設置された防犯カメラ映像を分析したところ、熊野町内に在住する25歳の男ら3人が映っていたことがわかった。クルマはこの男の知人名義で、男が借りていたこともわかり、警察は男が事故を起こしたと断定。4日までにひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かにぶつかったような気はしたが、無免許だったので逃げた」、「何とぶつかったのか確かめていない」などと供述しているようだ。警察では事故当時の同乗者2人からも事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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