【ポルシェ カレラカップ 第5戦】小河諒が終盤逆転で2連勝

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ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2014第5戦
ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2014第5戦 全 4 枚 拡大写真

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2014第5戦 決勝レースが6月8日、富士スピードウェイで開催され、#12 小河諒が逆転で連勝を飾った。

朝から小雨が降ったり止んだりを繰り返して路面コンディションは安定しなかったが、全車がグリッドにつく頃に雨は止み1コーナー周辺以外の路面はほぼ乾いていた。グリッドは#11 山野直也をポールポジションに#12 小河諒、#14 元嶋佑弥、#78 近藤翼、#9 武井真司、#19 永井宏明というオーダー。13時48分、15周のレースがスタートした。

好スタートを決めたのは3番手の#14 元嶋。1コーナーで#12 小河のインに並び、2台はそのままコカコーラコーナーまで並走した。ここでアウトとインが入れ替わり#12 小河が2番手を守り、#11 山野を先頭にした3台と#78 近藤の4台がトップグループを形成した。

5周目から徐々に4番手の#78 近藤が遅れ始め、トップ争いは#11 山野、#12 小河、#14 元嶋にしぼられる。3台は1秒以内の僅差で続き、ワンミスも許されない緊張した状態が続いた。

レースが動いたのは終盤、残り3周から。#11 山野のペースが落ちてきた残り3周で、#12 小河との差はコンマ5秒を切る僅差に。13周目には一度ダンロップで並びかけるも#11 山野がトップを死守。ところが最終周に#11 山野が100Rで突然横滑りする。そのワンチャンスを#12 小河は見逃さず、ヘアピンで仕掛けてダンロップ進入まで並走した。イン側にいたのは#12 小河で、最後の最後#11 山野の前に出ることに成功した。しかし、#12 小河も最終コーナーでリヤタイヤを滑らせてしまい、ストレートに入ったところで2台が再び並ぶが、#12 小河がわずか0.015秒差で#11 山野より先にチェッカーを受けた。3位には#14 元嶋が入り、#78 近藤、#19 永井が続いた。

次戦のPCCJ第6戦・第7戦ミシュランチャレンジは、スーパーGTのサポートレースとして7月19日・20日にスポーツランドSUGOで開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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