メルセデス・ベンツ日本は、サービス技術を競う世界大会に向けた国内最終選考会である「テックマスターズ ジャパン 2014」を6月8日に習志野事業所(千葉県習志野市)で開催し、日本チームメンバー6人を決定した。
「グローバル・テックマスターズ」は、ダイムラー社が乗用車と商用車の大会を隔年で交互に実施、乗用車大会は2005年以来5回目となる。日本チームは好成績を続けており、今回で5回連続出場となる。同大会は技術能力だけでなく、顧客対応、チームワークも審査対象としており、一連の活動を通じて、サービススタッフの技術力向上、顧客満足度の向上、組織力の強化を目的としている。
テックマスターズ ジャパン 2014は、世界大会と同様にサービス・アドバイザー、 故障診断士、システム・テクニシャン、メンテナンス・テクニシャンの4部門に加え、今回より、メルセデス・ベンツ純正部品のエキスパートを対象としたパーツ・コンサルタント部門を競技種目として新設した。
出場者は、約1200名がエントリーした4月の一次審査(筆記試験)を突破し、テックマスターズ ジャパンに進出した60名。各部門の出場者から成る5人1組のチームで(成績は個人評価)、故障箇所と顧客ニーズのヒアリングから、診断、修理、顧客に説明および提案を行うまでの実技試験に臨み、その知識や技術、顧客対応を競った。
日本代表チームは各部門の優勝者6人で構成され(システム・テクニシャン部門は優勝者2人)、今後チームワーク醸成を目的とした特別トレーニングを経て、11月にドイツで開かれる世界大会に出場する。
■日本チームメンバー
サービス・アドバイザー部門:及川 仁さん(メルセデス・ベンツ仙台青葉)
故障診断士部門:梅本 哲之さん(メルセデス・ベンツ千葉園生)
システム・テクニシャン部門:縄田 大樹さん(メルセデス・ベンツ千葉園生)
システム・テクニシャン部門:寺田 康広さん(メルセデス・ベンツ京都南)
メンテナンス・テクニシャン部門:田崎 将史さん(メルセデス・ベンツ熊谷)
パーツ・コンサルタント部門:大森 教雄さん(メルセデス・ベンツ中野 豊島サービスセンター)