マツダ 新型デミオに1.5Lクリーンディーゼルエンジン…新開発、105ps/250Nmを発揮

自動車 ニューモデル 新型車
SKYACTIV-D 1.5
SKYACTIV-D 1.5 全 2 枚 拡大写真

マツダは6月10日、新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を採用した、1.5リットルクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を新開発し、新型『デミオ』に搭載すると発表した。

SKYACTIV-D 1.5は、既に『CX-5』などに搭載している「SKYACTIV-D 2.2」と同様、低圧縮比を採用しながら「理想の燃焼」を追求。その結果、高価なNOx後処理装置無しで高い環境性能を実現しながら、最高出力105ps、最大トルク250Nm(いずれもネット)と、2.5リットルガソリンエンジン並みの優れた動力性能を実現する。

新開発エンジンは、SKYACTIV-D 2.2で実現した数々の技術を踏襲しつつ、燃焼における「均質リーン化領域のさらなる拡大」、エンジン小型化による冷却損失増大を抑制するための「断熱」技術、さらなる「機械抵抗低減」などの燃費改善技術を追加採用するなど、コンパクトカーに最適なパワートレインとして進化させている。

新型デミオに搭載するSKYACTIV-D 1.5は、ポスト新長期規制をクリアするディーゼル・コンパクトカーとして日本市場に導入するクリーンディーゼルエンジン。アイドリングストップ技術「i-stop」、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」と高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」や「SKYACTIV-MT」と組み合わせることで、優れた走行性能と内燃機関搭載車(HV車、軽自動車除く)として最高のモード燃費と大幅な実用燃費の改善を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る