新型 MINI ハッチバック に「Oneファースト」…1.2ターボの新入門グレード

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新型 MINI ハッチバック の「One」グレード(ジュネーブモーターショー14)
新型 MINI ハッチバック の「One」グレード(ジュネーブモーターショー14) 全 3 枚 拡大写真

BMWグループのMINIは6月9日、欧州仕様の新型MINI『ハッチバック』に、新グレードの「Oneファースト」を設定すると発表した。

MINIは2014年3月、ジュネーブモーターショー14において、新型MINIハッチバックの「One」(ワン)グレードを初公開。Oneは、先代MINIハッチバックにも用意されていた入門グレードで、新型にも継続設定される。

新型MINIハッチバックでは、ガソリンエンジンに新世代のモジュラーユニットを導入。『クーパーS』用の2.0リットルの直列4気筒と、これから1気筒削った『クーパー』用の1.5リットルの直列3気筒の2種類を設定。ともに、BMWの「ツインパワー」と呼ばれる直噴ターボ技術を採用する。

これに対して、新型の入門グレードのOneでは、さらにダウンサイジング(排気量の縮小)を進める。ガソリン仕様は、クーパーグレードよりも、排気量がおよそ300cc少ない直噴1.2リットル(1233cc)直列3気筒ターボを積む。

最大出力は102ps/4250-6000rpm、最大トルクは18.4kgm/1400-4000rpmを発生。動力性能は、0-100km/h加速9.9-10.2秒、最高速195km/h。欧州複合モード燃費は21.7km/リットル、CO2排出量は108g/kmと、環境性能は高い。

6月9日、欧州仕様に設定された新グレードのOneファーストは、Oneの下に位置する新エントリー仕様。直噴1.2リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンのスペックをダウンさせ、価格を抑えた新グレードとして登場した。

最大出力は75ps、最大トルクは15.3kgmと、Oneに対して、27ps、3.1kgmダウン。動力性能は、0-100km/h加速12.8秒と公表されている。

《森脇稔》

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