インドの今後の発展のためには観光業の活性化が欠かせないとして、プラナーブ・ムケルジー大統領が9日、インド政府が観光客向けの50の周遊旅行を考案し、
インフラの整備と聖地または巡礼地の環境整備を計画していると述べた。
昨年インドを訪れた外国人観光客は680万人と2012年にくらべ5%増加したが、国土面積ではわずか6分の1であるタイは1億4800万人、シンガポールでも1億0250万人と大差をつけられている。
周遊旅行計画の一例としては、タージ・マハルを見に来た観光客にアグラ近郊のファテプール・シクリ遺跡に立ち寄ってもらうなど、著名な観光地を中心としてその近郊を周遊するもの。
また、国内では人気のティルアクセスやティルパリなどの巡礼地へのアクセスや環境の整備も不可欠と考えられているとタイムズオブインディアは伝えている。