6月12日、世界最大級のモーターショーである「パリ国際モーターショー(パリモーターショー14)」の主催者来日会見が東京都内で行われた。
今年のパリモーターショーは10月4日から10月11日までフランス パリ、ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で開催される。会見には、パリモーターショー専務理事のティエリー・エス氏、フランス見本市協会のエルヴィ・クライ氏が出席。今年のモーターショーの開催概要や見所について述べた。
ティエリー氏は、「2012年は世界103ヶ国より、123万人超える総来場者があり、世界最大のモーターショーという位置付けを確立した。今年は前回よりも会場規模を10パーセント拡大する。それぞれの展示スペースも増えており、より見やすい会場作りを意識している」という。
続けて「会場規模拡大に伴い、企業出展数も増え、5月22日時点で約300の企業が出展を決めている」と語った。
気になるワールドプレミアについては、「前回と同じく、約100のワールドプレミアが予定されており、日本からも多くのモデルが、初公開されると聞いている。また、我々フランス勢も多くのモデルを公開する予定だ。特にルノーからの発表にはぜひとも注目してほしい」とコメントした。
今年は北京モーターショーも開催され、中国勢の動向も気になるところ。それについては「人口、そして規模からみて非常に注目の高い地域だ。しかし、中国は輸出体制が整っておらず、欧州での販売よりも自国マーケットを重要視しているように感じる。従って、中国からの出展数はそれほど多くはないと考える」と述べた。