フランスの自動車大手、ルノー。同社が目標に掲げてきたCO2排出量の削減が、達成されたことが分かった。
これは6月5日、第42回を迎えた「世界環境デー」に合わせて、ルノーが明らかにしたもの。同社は、「2010-2013年の3年間に、CO2排出量の10%削減目標を達成した」と発表している。
ルノーはこの3年間、欧州市場で主力のディーゼルエンジンの環境性能を、さらに向上。また、日産自動車とともに、EVの普及に努めてきた。
その成果が実り、CO2排出量の10%削減目標を達成。ルノーは、「デザインから生産まで、全段階でCO2排出量の削減を追求。サプライヤーやリサイクル業者とも協力し、リサイクル素材の採用を拡大した」と説明する。
ルノーは今後も、CO2排出量の削減に努力。欧州市場において、平均CO2排出量の最も少ない自動車メーカーの地位を維持していく。