【ルマン24時間 2014】3時間経過、豪雨で2度のセーフティーカー導入…ZEOD RCもリタイア

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ルマン24時間耐久レース 2014
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レースはスタートから3時間が経過。今年も序盤から天候変化に振り回される大荒れの展開となっている。

7号車トヨタがトップを死守したまま、順調に周回を重ねていたが、開始から1時間半が経過したところで突然雨が降り出し、あっという間に土砂降りに。これで3位争いをしていた3号車アウディと8号車トヨタがユノディエールの直線上で他クラスのマシンも巻き込みクラッシュ。幸いドライバーに怪我はなかったがマシンは大きく損傷し、破片もコース上に飛び散ったため、安全のためセーフティーカーが導入。コース全域にわたって追い越し禁止となった。

8号車トヨタはなんとか再始動しピットでの修復作業にとりかかったが、作業に45分を要しトップから8周遅れの総合49位まで後退してしまう。3号車アウディは駆動部分に深刻なダメージを受け、リタイアを余儀なくされてしまった。

この大雨の影響により約40分にわたってセーフティー先導走行が続き、トップが31周目に入るとからレース再開。この時点で7号車トヨタが1分30秒以上のリードを築いて走行を続けるが、スタートから2時間半が経過しようというところで再びユノディエール付近で豪雨となり2度目のセーフティーカー導入。この間に2号車アウディが2回目のピット作業を行いアンドレ・ロッテラーからブノワ・トレルイエに交替。その翌周には7号車トヨタもアレックス・ブルツからステファン・サラザンに交替。直後にセーフティーカーがピットに戻りレース再開。現在は2回目のピット作業を済ませていない20号車ポルシェが一時的にトップに浮上。7号車トヨタと2号車アウディとの差は約55秒となっている。

日本勢では井原慶子が乗る50号車は総合22位(LMP2クラス11位)、中野信治が乗る70号車チーム・タイサンは総合37位(LMGTE-Amクラス11位)をそれぞれ走行している。

またスタート直後にコース脇にマシンを止めた日産『ZEOD RC』はスタートから1時間を経過する前にリタイアを余儀なくされた。

<スタート後3時間終了時点の順位>
1位20号車ポルシェ(38周)
2位7号車トヨタ(+9.4秒)
3位2号車アウディ(+1分03秒)
4位1号車アウディ(+2分05秒)
5位12号車レベリオン(2周遅れ)

《吉田知弘》

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