【ルマン24時間 2014】8時間経過、サーキットは闇に包まれる…トヨタがトップを堅持

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トヨタ TS040ハイブリッド 7号車(ルマン24時間耐久レース 2014)
トヨタ TS040ハイブリッド 7号車(ルマン24時間耐久レース 2014) 全 9 枚 拡大写真

8時間が経過し、23時を回った現地もようやく日没。闇の中での緊迫した闘いが始まった。

トップは依然トヨタ7号車。115ラップ目を迎えるマシンのステアリングを握るのは中嶋一貴。1分57秒差で2位に付けるのはマルセル・ファスラーが乗るアウディ2号車、3位はマルク・ジェネのアウディ1号車だ。アウディマシンはメインのLEDヘッドランプを補完する役割を担う新技術「レーザーライト」を採用しており、この後の追い上げに期待がかかる。4位には元F1選手のマーク・ウェバーが乗るポルシェ20号車が続く。

この他の日本人選手は、井原慶子が乗る50号車が総合17位(LMP2クラス10位)、中野信治が乗る70号車チーム・タイサンが総合34位(LMGTE-Proクラス8位)にポジションをアップしている。

気温が下がり、LMP1マシンのトップスピードは330km/h台に乗るがGTクラスとの速度差もあるため、特に遠近感が失われる深夜のドライビングは一瞬の判断ミスがあだとなる。トヨタ7号車は3分30秒台をコンスタントに切っており昼間と遜色ないペースで快調だが、2位・3位にはアウディ、4位・5位にはポルシェが付けており、虎視眈々とトップを伺う。ナイトセッションに入っても予断を許さない状況だ。8時間20分が経過し、トヨタ7号車はアレクサンダー・ブルツにドライバーが交代している。

《吉田 瑶子》

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