交通検問を振り切って逃走、当て逃げもした男に過重罰適用して再逮捕

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和歌山県紀の川市内で交通検問を突破し、信号無視を起因とした衝突事故を起こして3人を負傷させたとして逮捕されていた46歳の男について、和歌山県警は12日、自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許危険運転致傷)などの容疑で再逮捕した。

和歌山県警・岩出署によると、問題の事故は2014年6月10日の午後4時50分ごろ発生している。紀の川市桃山町付近で同署が行っていた交通検問を1台の乗用車が突破。待機していたパトカーが追跡を始めたところ、クルマは信号無視を繰り返して逃走。紀の川市東国分付近の県道交差点にも信号無視状態で進入したところ、交差進行してきた軽乗用車と衝突した。

この事故で軽乗用車に乗っていた3人が打撲などの軽傷。乗用車は衝突による中破で自走不能となり、運転していた同市内に在住する46歳の男は車両を現場に放置して逃走を続けたが、約300m先で署員が身柄を確保。道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕した。

後の調べで男は無免許運転の発覚を恐れて逃走していたことが判明。警察は自動車運転死傷行為処罰法の過重罰(無免許運転と危険運転)を適用。道交法違反(ひき逃げ)と併せ、12日に再逮捕している。

無免許運転による自動車運転死傷行為処罰法の過重罰適用は和歌山県内では今回が初めて。聴取に対して男は容疑を大筋で認めているという。

《石田真一》

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