ホンダ、スマートホーム実証実験でCO2排出量半減をほぼ達成…目標前倒しへ

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ スマートハウス 実証実験棟
ホンダ スマートハウス 実証実験棟 全 8 枚 拡大写真

ホンダは6月16日、さいたま市と2012年から共同で行っている家庭内のエネルギー需給を総合的にマネジメントする実証実験で、CO2の排出量を約5割削減できる効果が得られたことを明らかにした。

【画像全8枚】

ホンダは2011年5月23日にさいたま市と『E-KIZUNA Project協定』を締結。これに基づきホンダスマートホームシステム(HSHS)を導入した実証実験ハウスをさいたま市内に建設し、12年4月からガスおよび太陽光、さらにホンダの電動化モビリティを活用した家庭内エネルギーマネジメント技術の検証を行っている。

この実証実験ハウスにはホンダの従業員が実際に居住し、12年12月から13年11月までの1年間で1万4400kWhのエネルギーを消費し、この中には電気自動車による電力消費も含まれているという。

実証実験に携わっている本田技術研究所汎用R&Dセンター瀧澤敏明主任研究員は「HSHSが無い場合と比べるとCO2排出量が49.7%削減できた。光熱費も比較したところ年間平均月58%、同2万4000円分削減できた」と説明。

その上で「当初、ホンダがコミットメントしていた2015年度のCO2半減が見えてきたので、2025年にCO2ゼロに向けた技術・手法の確立という目標を5年前倒しする」ことも明らかにした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  5. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る