回生電力を駅の電源に…東京メトロ、東西線妙典駅に「駅補助電源装置」

鉄道 企業動向
東京メトロは東西線妙典駅に、回生電力を駅施設に供給できる「駅補助電源装置」を導入した
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東京メトロは6月16日、電車がブレーキをかけた際に生じる回生電力を駅施設に供給できる「駅補助電源装置」を14日から東西線妙典駅(千葉県市川市)に導入したと発表した。1日あたり、一般家庭約60軒分の消費電力に相当する約600kWhの省エネ効果を見込む。

駅補助電源装置は、電車がブレーキ(回生ブレーキ)を使用した際に発生し、架線に戻される回生電力のうち、他の電車の走行用電力として消費しきれない余剰分を駅の照明やエスカレーターなどの電力に活用できるようにする装置。架線の直流1500Vから同装置で交流210Vに変換する。

同社は2020年度に向けた長期環境戦略「みんなでECO.」を掲げて再生可能なエネルギーの活用を図っており、2014年度内に駅補助電源装置を7駅に設置する予定という。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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