潜水橋からクルマが転落、下流に流された運転者をヘリで救出

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13日午前10時45分ごろ、埼玉県東松山市内の都幾川に架かる橋を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。川へ転落する事故が起きた。運転していた74歳の男性は下流まで流されたが、ヘリコプターによって救助されている。

埼玉県警・東松山署によると、現場は東松山市下唐子付近。軽乗用車は都幾川に架かる稲荷橋(全長約69m、幅員約3m)を走行していたところ、路外に逸脱。増水していた川に転落し、そのまま流された。

転落を目撃した後続車の運転者が警察へ通報。クルマは約500m下流で県警・航空隊のヘリコプターが発見したが運転者の姿は無く、捜索を継続。県の防災ヘリがさらに下流で意識を失ったまま流されている74歳の男性を発見。吊り上げて救出した。

男性は医療機器が設置されたドクターヘリに乗せ換えられて病院へ搬送されたが、命に別状はないという。

事故が起きた橋は増水時に潜水して沈む構造となっており、欄干は設置されていなかった。抜け道となっており、数年に1回のペースで車両や人が転落する事故が起きている。警察では男性がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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