大阪府警察本部(大阪府警)は、6月12日・13日に大阪市のインテックス大阪で開催された「防犯防災総合展in KANSAI2014」でレスキュー車を展示した。
このレスキュー車は、大阪府警の機動隊に配備されている車両で、事故や災害が発生した際に、出動する車両だ。
レスキュー車には、クレーンと投光機、さらには事故処理に必要な装備が搭載されている。
事故処理用の装備としては、車両の右側に、つぶれた車体を押し広げ、切断するための可搬式救助器具、場面に応じて使い分ける各種のチェーンソー、削岩機、ボンベの空気圧で膨らむエアンジャッキが搭載されている。
車両の左側には、発電機と送風機、ロープ類が搭載されている。
説明係の隊員によると、「事故でつぶれた車内から、事故原因を究明するために、ドライブレコーダーを探したこともある」と、めずらしい任務について話してくれた。