アルパインと富士通テンは6月18日、製品競争力の向上を目的として、車載プラットフォームの共同開発を行うことで基本合意したと発表した。共同開発は、両社製品に共通する基本的なソフトウェア部分を中心に行い、製品化は各社が独自に行う。
自動車の電子化にともない、カーエレクトロニクスメーカーが提供する車載機器は高度化・機能の複合化が進み、車載機器に対する顧客ニーズも変化。スマートフォンに代表されるコンシューマーエレクトロニクス製品と車載機器との機能複合へのニーズが高まり、車載機器が担う役割は拡大している。
両社は、これらのニーズに対応した車載プラットフォームの開発に取り組むほか、共同開発することで開発効率の向上も目指す。